[第5回] 将来性とプライベートの充実が介護職に就いたきっかけでした
よみうりランド花ハウス 丸山晴己さん(21歳・1年目)
―介護業界に興味をもったきっかけは何ですか?
高校卒業後、介護業界とは全く関係のない専門学校に入学しました。
でも、自分のやりたい仕事の将来性や、いつか来るであろう身内の介護等、現実的な将来の自分を想像した時に「自分が出来ることは何なのか?」と悩んでいた時期があったんです。
そこで、まずは人材紹介会社に登録しました。初めての就職で不安も多い中、誰かに相談しながら就職先を決められるというのが大きかったですね。
何から手をつければ良いのか…、と悩んでいた時期でもあったので。
そこで福祉・介護関連の施設や会社をいくつか紹介してもらい、介護業界で就職しようと決意しました。
そんな経緯で、ご縁もあり、今の施設で勤務することになりました。
―入社の決め手は何だったんですか?
職場見学をさせてもらい、実際に自分が働く現場の雰囲気を見せてもらえたことが大きな決め手のひとつです。
色々不安ではありましたが、事前に施設見学することにより、自分の目で見て確認できたというのが安心感に繋がりましたね。
内定から入社まで少し時間があったので、初任者研修の資格も取得してから入社しました!
―実際に、介護の仕事をはじめてみて感じたことは?
TVやニュースで見聞きした介護業界のイメージって、体力的にも精神的にも、もっとハードな仕事だと思っていました(笑)
でも、実際に働いてみたら、そうでもなかったな、というのが正直な感想です。
ご利用者さまの中には、お身体は不自由だとしても、会話はとてもクリアな方も沢山いらっしゃいますし、現場はふんわりとした雰囲気で、自分の想像とは全く違いました。
私自身が率先して動いた仕事の結果が形になったり、ご利用者さまや先輩たちに評価頂いたりするのはとても嬉しいです。
自分の考えていた予定通りに仕事が進んだりすると、嬉しいというか「ホッと」しますね。
ご利用者さまから「ありがとう」と声をかけてもらえたりするのも、日常の中ではとても嬉しい瞬間です。
―1日の仕事の流れを教えてください。
■早番を例にしたタイムスケジュール
7時半 出社、朝食準備/朝食/片付け、記入物等の事務処理
9時半 お茶の準備開始 ~10時半 お茶の時間
★午前のお風呂介助 ※ここで、遅番の方が出勤されます。
11時半 昼食準備/昼食/片付け
13時 午後のお風呂介助
15時 おやつの時間
16時 夜勤者に引継ぎ報告
16時半 退社
―就活中の方、これから就活を迎える方へメッセージをお願いします。
介護の仕事は需要もあるし、将来性もあります。
また、いざ親族で介護が必要となった場合も、ある程度知識があれば役に立てると思います。
もし、時間と環境があるならば、介護職員初任者研修の資格取得をしてから就職活動をしてもいいのではないかなと思います。
皆さん、頑張って下さい!
まだ入社1年目のため、日々悩みながら仕事していますが、私の勤務施設には先輩に男性職員も多いので、相談しやすい、話しやすい雰囲気です。
仕事のことだけではなく、自分の体調を気遣ってくれたりするのも嬉しいです。
またスタッフだけでなく、利用者さんに励まされることも沢山あります。
その恩返しではないですが、自分もその人ができるだけ過ごしやすいように、その人にあったケアをして行きたいという気持ちで仕事をしています!

カメラを向けられ、少し照れくさそうな丸山さん。このようなインタビューは初めてだったそうです。

女性が多いイメージの介護業界。でも、実際には若手の男性スタッフさんの多い職場も沢山あります。