[第6回] 特別編・若手時代を振り返って

特別養護老人ホーム 水の郷 杉田さん(入社15年目・介護部長)

一生モノの仲間に出会えたこと。これも介護の仕事に就いて良かったことのひとつです。

介護現場で働く魅力を紹介する「介護現場で働く若者たち」。
第6回目は「特別編」として、15年前に介護業界に飛び込み、今は介護部長として活躍されているベテランスタッフ杉田さんに、自らの若手時代を振り返って語って頂きました。

―介護の仕事に就いたきっかけを教えてください。

高校卒業後、スポーツ系の専門学校に進学しました。そこは、高齢者福祉に力を入れている学校だったんです。
ヘルパー(当時)の資格を取得したのは、学校の勧めもあってのことでした。
もともと、介護業界に進もうという意志が当時はなかったんですよね。それでも、将来の役に立つかな?と思って資格を取得したんです。
スポーツ系の仕事、例えば水泳のコーチや、スポーツトレーナー、そんな仕事に将来は就きたいと学生の頃はぼんやり考えていました。

その後は、一般企業に就職しました。いわゆる商社で、スポーツで使うテーピング等を取り扱っている会社です。
そこで、スポーツトレーナーと販売職を兼務していました。

それから2年くらい経った時、会社の都合で転職しなければならない状況になりました。
いろいろ迷っていたのですが、昔からの友人がたまたま介護施設に勤めておりまして、「一緒にやらないか?」と誘ってくれたんです。
友人は、「介護は楽しい仕事だ」「こんなに感謝される仕事はなかなかないよ」と言ってくれていました。

―介護の仕事をはじめた頃のことを聞かせてください。

本当に「いい仲間に巡り合えた」その一言に尽きますね。
同世代のスタッフが多い職場(30人のうち半数くらいが20代)で、尊敬できる先輩も沢山いらっしゃいました。
その頃の同僚は、まさに一生モノの仲間だと思っています。

介護の仕事はチームワークがすごく大事です。
仲間がいるから乗り越えられることが沢山ありますし、チームワークの良さが、そのままご利用者さまの過ごしやすさ、満足にも繋がる仕事です。

仲間たちと、競いあうより、支え合う。一人だけが優秀でも現場は上手くまわりません。
個々の能力はもちろん大事ですが、それ以上に、仲間と協力しながら真面目にコツコツ仕事ができることが求められます。
だから、何でも一人でできるスーパーマンより、チームをまとめられる、皆で協力しあえる、そんな人が若手の中でも評価されていました。

―当時を振り返って、今の自分から伝えたいことは何かありますか?

若い時は体力もあるので、力で補えることが多いんですよね。でも、そのまま力技で何とかしようとし続けていても、いずれ身体に負担が出てきます。
だからこそ、若い時から正しい技術を身に付ける。基礎が本当に大事だと思います。

学校で学んだことと、リアルな現場の違いに戸惑うことも若い頃は多かったように思います。
やはり、コミュニケーション能力が大切で、口達者になれということではなく、ご利用者さまとしっかり向き合う、仲間と語り合う、
そういう姿勢が学校で学んだこととのギャップを埋めてくれました。

例えば、介護職について最初のうちは先輩の仕事を見て学ぶ時間も多く、介護の技術を必要としない利用者さまとの雑談・コミュニケーションがメインになります。会話が続かない…、なかなか相手が心を開いてくれない…、そんな風に悩む方も多いかもしれませんね。
お手伝いできる仕事の範囲が少ないので、一日の時間が長く感じ、先輩の力になれずに辛い。そんな風に最初は感じることもあるでしょう。

でも、心配はいりません。技術は、後から追いついてきます。現場での経験がすべてですから。
最初はご利用者さまや職員に対して、口下手でもいいから自分の気持ち、意志をしっかり伝えることを心掛けていれば、絶対に成長できると私は思っています。

―就活中の方、これから就活を迎える方へメッセージをお願いします。

介護の仕事は「経験」が何よりの財産になる仕事です。今までよりも「これから」が財産になるんです。
臆することなく、この世界に飛び込んできて欲しいですね。

また、介護の仕事は業務時間内に仕事がちゃんと終わる、無理な残業がない、休みがしっかり取得できる等、ワークライフバランスのとれた仕事です。
私も小学生の子どもがおりますが、子どもたちとの時間もしっかりとれています。

介護の仕事を通じて、ぜひ「一生モノの経験」を積み、「一生モノの仲間」と出会って欲しいと願っています。
だから、介護の仕事の良いところも悪い所も含めて、まずは見に来て欲しいです。
百聞は一見にしかず。悩んでいるなら、職場見学などを通じて、実際の現場を見ることが何より皆さんの背中を押してくれると思っています。
就職活動、頑張ってください!

はにかみながらもピースサインをしてくださった杉田さん。インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!

特別養護老人ホーム『水の郷』は横浜市旭区にある、ユニット型の個室100室を備えた施設です。

 

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